防除処理

トレンドをリードするフジのシステム

当社では以下の考えの基に、お客様がお困りになっている害虫にアプローチしています。問題を解決するために技術スタッフ、営業スタッフ、および作業スタッフが一体となり、お客様と一緒に改善を進めます。当社が自信をもって提案するIPMプログラム※は、現場の状態やお客様のご要望に合わせて構築する、総合的に害虫を防除するシステムです。

IPMプログラムとは

4つに大別した対策方法(Education、Sanitation、Chemical、Physical)を織り交ぜ、最も効果が期待できるようにプログラムを構成し、1~複数年かけて害虫を防除、あるいは管理するシステム

事前準備

役割分担

当社の実施する防除

是正処置

害虫を効果的に防除するためは、はじめに防除に必要な情報を収集するのがコツです。

  • トラップ調査でどの虫が、どのくらい、いるか正確に把握する
  • 得られた結果から、どこにいるのか、あたりをつける
  • 問題となる虫の発生場所、生息場所、侵入場所を詳細に検査する
  • これまでの発生の状況や経緯をヒアリング
  • いくつもの手法を組み合わせ、総合的な防除の計画を立てる

害虫が問題となる原因の一つに、お客様側の施設の環境や構造に不具合があることがあります。たとえば、“施設の汚れが害虫のエサになっている”、“施設のどかに害虫が潜める隙間や穴がある”、“長期保管されている在庫や資材が餌や棲み処になっている”などです。これらは、問題提起の上、お客様に改善をしていただかなければなりません。一方、生息する害虫をいなくする、あるいはコントロールする作業は当社の役割となります。

このように“だれが何の役割を担い、害虫を防除するのか”といった役割分担をきっちりとした上で、共同作業で防除することも上手に管理するコツです。

過去には、殺虫剤を使用して害虫を防除するのが当たり前の時代でした。しかし現在は、殺虫剤は異物の一つとして認知されているほか、人体や環境への配慮からも濫用することは避けなければなりません。殺虫剤を使用する場合にも、むやみに散布するのではなく、“適材適所に安全性のより高いものを必要最低限に”を意識した防除をしなければなりません。また、殺虫剤を使用しないで済む場合や、殺虫剤の使用を望まれない場合には、それに代わる手法で防除する技術や仕組みがあることも大事です。たとえば、殺虫剤に代わる防除方法の一例として、当社では‐80℃の冷却パウダーで冷却殺虫するシステムを採用しており、多くの現場で活躍しています。

当社では、これらのようなレスケミカル、ノンケミカルな防除方式を基本理念とし、お客様のご要望に応え、ご満足のいただける防除を推進しています。

半年~1年の頻度で統括し、実践してきた対策の効果、やり残した課題、あるいは新たに発生した問題を踏まえた是正処置、つまりプログラムの見直しや再構成を計ります。相手は生き物ですから、同じことを繰り返しているだけでは優れた効果を持続させるのは困難です。問題点のリニューアル、対策結果の総括、サイクルの見直し、プログラムの再構築など、これらを定期的に見つめ直し、確実に効果をあげるためにリプログラミングすることがペストを上手にコントロールするコツです。当社では、“どうしたら防除効果を上げることができるのか”を常に意識し、コストパフォーマンスに優れたプログラムの組み立て・見直しを実践しています。

 

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